50代

親の老い

親の耳が遠くなったとき、補聴器をどう考えるか|買う前に、使い続けられるかを試す

電話で聞き返すことが増え、母の耳が遠くなったと気づいた。補聴器を考えたとき、先に浮かんだのは、なくさないか、使いこなせるかという心配だった。耳鼻科から始まる購入の流れと、試してから決める意味を整理した。
親と実家

実家の天井裏から、キイキイと音がする|確かめないまま2年、自分で何とかできる範囲を調べた

実家の母屋の2階の天井裏から、キイキイと甲高い音がする。生き物だと思いながら、確かめる覚悟ができずに2年が過ぎた。自分で何とかしようと調べると、ネズミ・コウモリ・鳥で、してよいことが違っていた。
仕事

親の手術後の付き添いはいつまで|毎日通った最初の1か月と、週3回に変えた時期

親の手術のあと、病院へはいつまで通えばいいのか。母の入院は約3か月。最初の1か月は毎日、2か月目からは週3回ほどに変えた。決めていたのは日数ではなく、容態と病室と、洗濯物の回し方だった。
仕事

親を支える側がぎっくり腰になった日|すぐに来てもらえる人は、いなかった

実家の作業中にぎっくり腰になった。母の買い物は一回休みにして、ヘルパーさんと買い置きでしのげた。けれど、もし動けなくなっていたら、すぐに来てもらえる人はいなかった。仕事は休まずに済んだが、自分の通院は後回しにしている。
親と実家

実家の草刈り道具は、買ったあとが長い|電池と手入れと、居間に残した箱

草刈りの道具をまとめて買い、使ったのは四か月あまりで四回。それでも業者に頼むことを思えば元は取れた。ただ、置き場所、電池、手入れ、冬のしまい方、手放し方は、買ったあとに順番に出てきた。ぎっくり腰で分かった、道具では補えない重さのことも書いた。
親の老い

母の話題が、ニュースだけになった|一人で受け取った情報は、誰とも話さなければ直らない

実家で母と話すと、話題のほとんどがテレビのニュースになった。母は天気や事件、災害に私より詳しいが、ときどき取り違えている。一人で受け取った情報は、誰とも話さなければそのまま残る。話す相手が私だけになった母とのニュースの話から、見えてきたことを整理した。
親の老い

親がお金の話を避けるとき|母は「もしもの時には使え」と言う

母は、お金の話になると話題を変える。通帳を見たと伝えた日の第一声は「なぜ見たのか」だった。仕送りは全部使い、ずっと続くと思っていたという。子が親の固定資産税を払うときの注意も調べた。
親の老い

一人暮らしの親の冬支度|一年しまっていた暖房器具を、今年も母が扱えるか

寒くなると、実家で一年しまっていた暖房器具を出して動くかを確かめる。同じ時期に買った我が家のカーボンヒーターは付け根から折れていた。器具の点検とあわせて、母が今年も一人で扱えるか、「大丈夫」の基準をどう動かすかを考えた。
親の老い

親の介護認定の調査に、私は立ち会わなかった|家族がいると軽く見られると思っていた

母が初めて介護認定を受けたとき、私は訪問調査に立ち会わなかった。家族がいると軽く見られると思ったからだ。次の更新に向けて調べ直すと、介護者の有無は区分を変える理由にできず、手引きは一人暮らしの人にも家族の立ち会いを求めていた。
親と実家

実家の庭木を切ったら、幹の中から鎖が出てきた|残りの木は、重機が届かない

落ち葉のことで近所から言われ、実家の庭木を10本ほど造園屋に切ってもらった。いちばん太い裏の木では、昔祖母が犬をつないでいた鎖が幹に食い込んで残っていた。残りの木は重機が届かず、費用は昨年の3倍ほど。田舎の当たり前が変わっていく話を書いた。