50代

親の老い

親の通院の足が続かなくなる前に|割引のタクシー券と、雨の日のバス停まで20分

通院にコミュニティーバスを使う母が、雨の前日に大変だと漏らした。バス停までは母の足で20分。割引のタクシー券を迷わず使っていた時期もあり、乗合タクシーは母の病院へ行かない。今の形が長く続かない前提で、次に考える三つを整理した。
親の老い

一人暮らしの親の夕食に、冷凍の麺をすすめた|火を使わない便利さと、停電の日に止まるもの

麺類が好きな母に、スープと一緒に凍った冷凍の麺をすすめた。次の買い物で、母のほうからあれはどれだったかと聞いてきた。電子レンジなら火を使わずに済む。目の見えない義父もレンジで食べている。ただ、電気が止まった日には、その便利さもそのまま止まる。
親の老い

母が脚立を出して、剥がれた扉を直そうとしていた|高い所の作業を止めたあとに残るもの

実家へ行くと、大工小屋の前に脚立と壁紙が出してあった。母が、2mを超える高さの剥がれた扉に自分で貼ろうとしていたらしい。上る前に止めたが、母が気にしているのは壁紙ではなく、傷んでいく建物のほうだった。止めるのは一度では終わらない、という話を書いた。
親の老い

目が見えない親の携帯電話をどう選ぶか|義父の条件は、押して分かるボタンだった

目がほとんど見えない義父が、長く使ったガラケーを替えることになった。電池・保守の終了・3Gの終了が重なり、条件は「押して分かるボタン」の一つ。選んだのはガラケーの形をした端末で、義父はボタンに立体のシールを貼って押し分けている。画面を見ない人の携帯電話の選び方を書いた。
仕事

男性が親の介護で仕事を休むとき|「家族の誰かが代われる」という前提

親の用事で休むと言った男性に、配偶者に頼めないのかという問いが向けられることがある。若いころに見た先輩とのやりとりから、その問いに入っている「家の中に空いている人がいる」という前提と、休む側・聞く側それぞれで私が決めていることを書いた。
人生後半

人と会わなくなると老けるのか|お盆に感じた、若さの分かれ目

お盆に会った同級生の母が、同じ年代なのに別世代のように若々しく見えた。運動だけでは説明できない差を考えると、外へ向かう予定や人に会う理由が残っているかどうかに行き着いた。母の交流はヘルパーと配食の人だけになりつつある。自分自身の老いを比べる前に、外へ向かう予定の数を見ておきたいと考えた。
親と実家

一か月前に刈った草が、もう元に戻っていた|実家の外回りは片付けではなかった

一か月前に一日かけて刈った草が、次に行くと刈る前に戻っていた。道具を替え、9か月もつと書かれた除草剤もまいたのに、戻る速さは変わらない。道具が増えて一日に詰め込みすぎ、垣根用のハンディタイプで指を切った日のことも書いた。母が月に一、二度していたことの意味と、外回りの順番の決め方を書いた。
親の老い

親に家族以外のつながりがないと、その分は子に来る|一人っ子が羨ましがっていたもの

きょうだいがいれば親の介護は分けられると思っていた。同級生に聞くと、人数がいても手は一人に寄っていた。自分が羨ましがっていたのは人手や費用ではなく、母の話を聞く人がほかにもいることだった。母には家の外のつながりがほとんどなく、その分が平日の私の電話に来ている。
親の老い

詐欺まがいの電話に、母は「どうする?」と聞いてきた|迷ったら返事をしない、と言い足した

勧誘は断るよう言ってあったのに、母は詐欺まがいの電話に迷い、確認の電話をしてきた。「断る」が届くのは迷わない電話までだったので、「迷ったら返事をせず、息子に相談する」と言い足した。留守番電話が使えない家での対策と、電話が入口であり線でもあることを書く。
親と実家

20年使った実家のエアコンを替えるか|2027年問題を調べて変わった判断

去年つかなくなった実家のエアコンは、コンセントを差し直したら動いた。20年以上使った3台を壊れる前に替えるか。2027年問題を公式情報で調べたら、急ぐ理由は別のところにあった。